9月後半としては夏を思い出すような日差しの中、第31回深川海さくら「ハゼ釣り大会」が行われました。
●参加者:112名(男性:47名 女性:35名 お子さん:30名)
●可燃ごみ:7.9kg(6袋)
●不燃ごみ:14.3kg(15袋)
●回収非対応(傘など):4.9kg
●合計: 27.1kg
●内、リサイクル対象物:6.8kg
夏休みの最後の日に行った「第30回どすこいゴミ拾い」に続き、9月も人気のイベント・ハゼ釣りという事もあり、100名を超える多くの皆様にお集まりいただいた今回のゴミ拾い。まず代表の長谷川から、深川海さくらの理念でもある「海ゴミは街から」という話をさせて頂きました。「ハゼがいっぱい釣れるようなキレイな海を後世に」という意味で、ハゼ釣りは最も海を身近に感じられるイベントです。
そして今年で3年目となる第一回からハゼ釣りにご協賛をして下さっている東京ボード工業さまから、「東京ボード工業ってどんな会社?」というお話をして頂きました。パーティクルボードと呼ばれる住宅用の木質ボードを、リサイクル資源から作っている東京ボード工業さんは、本当の意味での環境推進企業であり、その徹底したリサイクリングの仕組みに、訪れた皆さんも感心していらっしゃいました。
その後、イベント運営について事務局長である小野木よりご説明をさせて頂きましたが、もう一つ、今回のイベントは、本家の海さくらでも支援する「ワールドクリーンナップデイ」の一環として行っていることを、ご説明させて頂きました。
「World Cleanup Day」とは、2008年にロシアの隣、北欧のバルト3国の1国であるエストニアの若者たちが、不法投棄ゴミを自主的にゴミ拾いを始めたことから始まり、今では世界150ケ国に広まった活動で、9/15に日本でも行われました。深川海さくらでもこの活動に賛同し、1週間遅れではあるのですが、このイベントの一環として行わせて頂きました。興味のある方は以下のサイトをご参照ください。
さて、それではハゼ釣りの会場である、越中島公園へゴミ拾いのスタートです。今回は2チームに分かれてゴミ拾いをしました。写真と共にご覧ください。
そしていよいよ、ハゼ釣り大会です。今回は過去3回で最多の、49のグループ86名が参加した今大会は、会場を人で埋め尽くすほどの大賑わいとなりました!
まずは受付で参加賞であるハゼちゃんバッチと釣り竿を受け取って頂き、続いて江東区出身の環境活動家、寺田さんによる「釣り竿の使い方、エサの付け方、およびルール説明」が行われました。初めて釣り竿を使う方も多く、皆さん真剣に聞き入っています。そしていよいよ釣り大会のスタートです!見事ハゼを釣ることが出来るのか?皆さん期待と不安の入り混じった表情で、ご家族チーム、職場の仲間チーム、一人で参加の玄人の皆さん、それぞれ真剣に釣り竿と向き合っています。
開始早々、1匹のハゼが釣れ、今日は大漁か!?と思わせましたが、その後が続かない・・。途中からはカニがいっぱい連れはじめ、ハゼ釣りならぬ「カニ釣り合戦」に、笑。しかにカニでも1ポイントは入るので、(ハゼはマハゼが2ポイント、その他のハゼが1ポイント)皆さん真剣です!そして5分の延長もありましたが、大会は無事、終了しました。
今回は3位が2チーム、2位、1位がそれぞれ1チームが入賞となりました。3位は銅バッチ、2位は銀バッチ、1位は金バッチがそれぞれ贈られ、皆さん嬉しそうです^_^!
今年も大盛況に終わったハゼ釣り大会でしたが、街からゴミをなくし、川へのゴミを食い止めてこそ、きれいな川にハゼなどの生き物が宿り、釣りを楽しませてくれる。そんなことを実感できた1日になりました。
来月は10月28日(日)筏レースを実施致します。皆様奮ってご参加下さいませ!
それではハゼ釣り大会の様子を写真にてお楽しみくださいませ。