深川海さくら Fukagawa Umisakura

ご挨拶

海さくらの古澤代表の「海のゴミは川から、川のゴミは街から、街のゴミは人の心が作りだす」 という言葉に共感した我々は街の清掃活動をはじめました。毎朝15分、会社の仲間と周辺のゴミ拾いを行っています。清掃活動をしていて、いつも心を痛めていることがあります。 それは、自動販売機の前や公園の休憩所など人々の憩いの場所に空き缶やタバコの吸い殻などのゴミが集中していることです。

古くは物資の運搬や人の移動のために利用されていた多くの運河と材木屋の貯木場とともに発展してきた深川は、現在も多くの河川に囲まれた水の街として親しまれています。しかし足元をみれば、水の街を楽しむはずの憩いの場にゴミが落ちていて、そのゴミはそのまま河川に流れ落ち、やがては海に流出してしまいます。 「昔は深川の河川でハゼを釣ったり、多くの水鳥が羽を休めにやってきていたりして、色々な生物と触れ合っていたんですよ」昔の風景を知る人たちは、そう口にします。 河川の水質問題は一昔前に比べるとかなり改善したと言われているものの、依然として子供が安心して遊べるレベルには達していません。 また、水草が生い茂りそこに集まる多くの生物、それを餌にする水鳥が集まるという本来の生態系と美しい自然の風景は取り戻せていないのが現状です。

江の島で活動する海さくらは、急激な開発によって失われた江の島の自然を取り戻すために10年以上にわたり海の清掃活動を継続しています。継続は力になります。そして継続する力は人々が楽しみながらその問題に触れ意識を共有しアクションを起こしていくことにより生まれてくると考えています。色々な人との出会い、宝物との出会い、様々な自然現象との出会い。それらを通して楽しくファンキーに活動し「キレイ」につなげていく海さくらの精神と行動力を、深川でも広め実行していきたいと考え、我々は「深川海さくら」を設立することに致しました。できることからコツコツと実行し、いつもワクワクと楽しさのある活動にしていきたいと考えています。水の街として親しまれる深川が、ハゼや水鳥など多くの生物がやってくる豊かな自然が残る美しい街、そして子供が笑顔でその自然と親しむことのできる街になることを目指しています。是非一度、深川海さくらに遊びにいらしてください。

深川海さくら 代表 長谷川泰治

深川海さくら 代表 長谷川泰治

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