早いもので深川海さくらも3月の立ち上げから4回目を迎えましたが、一度も雨に降られることなく、当日は梅雨時期にも関わらず、快晴の中、いつもの通り富岡八幡宮横綱力士碑前にて行われました。
まずは参加者、およびゴミの量。そして次回日程についてご案内させて頂きます。
● 参加者:34名 (内大人:32名・子供:2名)
● 可燃ごみ:8.5kg(21袋)
● 不燃ごみ:17.1kg(12袋)
● 回収非対応:1.5kg(傘など)
● 合計:27.1kg
<次回の予定>
2016年7月18日(月・祝) 9時45分
於:富岡八幡宮 横綱力士碑前(前回と同じ場所)
※皆でブルーサンタになってゴミ拾いを行う全国の海さくらと連動した特別イベント
まず代表の長谷川より、深川海さくらのコンセプトである、無理なく楽しく、継続してゴミ拾いを行うことと、来月のイベントであるブルーサンタについて、呼びかけを行いました。
続いて本日のゴミ拾い後のイベントである「ハゼ釣り体験教室」の講師である江東区の環境活動家・寺田浩之さんより、本日のハゼ釣りについて、ゴミ拾いエリアの平久川でハゼが釣れること、ただ雨が続いたため川の水が濁っておりコンディションはあまり良くないこと、それでも釣り教室は実施するので、ゴミ拾い後希望者は申し出て下さい、とご案内しました。
続いていつも自家製唐辛子を商品提供してもらっている萬寿庵の城間店長(写真中央の白い服の方)がいらして下さり、ゴミ拾いと環境に配慮した海さくらの活動への応援メッセージと今の旬なメニューや日本酒のご案内、更に本日の来店に関して優先的にご案内するとのご案内をして頂きました。
ここで事務局からのご案内ですが、ここで来月7月18日(月・祝)に行われる「ブルーサンタ」のイベントについて、実際のサンタの衣装を着て詳しく皆様にご案内させて頂きました。
ブルーサンタとは7月18日「海の日」に海の恩恵に感謝するイベントとして、皆様で青いサンタクロースになって、街をキレイにし、海に思いを馳せるというものです。
青いサンタクロースは海をキレイにするために生まれました。子どもから大人まで、青いサンタクロースになって、毎年この海の日に海をキレイにする文化が生まれることを願って、本家海さくらを中心に、深川を含めた全国の海さくらが、同じ日にこのイベントを盛り上げます。7月18日は多くの方にゴミ拾いに参加して頂き、深川に謎の青い集団を形成し、この活動を多くの人に告知したい。そんな思いで来月は行いますので、皆様のご参加、お待ちしております!
イベント開始前の光景です、皆さん朝早くからお集まりいただきありがとうございます!
さて、これよりゴミ拾いの始まりです。今日もいっぱいゴミが拾えるでしょうか?スタッフの撮った写真と共にご覧ください。
当日はカヌーのイベントも開催されていたようで、川からカヌーの行き交う姿が見られました!
こんな珍客も・・(笑)
疲れたらこんな風に休憩してOKなのも、海さくら流です(^^)
ゴミ袋はちゃんと店外に置いて、店を汚さないように配慮して下さっています!
いつも参加してくれている皆さん、仲間でゴミ拾い、楽しそうですね(^^)!
ご存じ!?富二会の皆さま、本日は町会と重なっているため、ゴミ拾いには参加出来ませんでしたが、今日は会長の馬田さんのお店スペースをお借りして、ハゼ釣り教室後の「生態観察」を行わせて頂くことになっていて、様子を見にきて下さいました。前回のファッション大賞を獲得したおそろいのティーシャツが決まっています!
皆さんゴミをいっぱい持って、帰ってこられました。中には汗びっしょりになりながら、大量のゴミを拾ってくれた方も・・。どんな拾い方でもOKです、参加して下さる皆さまの「ゴミをなくし、海をキレイにしたい」という思いが、深川海さくらの活動を支えております。
それでは恒例のイベントです、面白いゴミ拾った選手権に、今日は6人の参加者が集まりました。皆さんだんだん慣れてきて、どんどんレベルが上がっています!甲乙つけがたく、運営事務局も選ぶのが大変です・・(^^;
厳正?な審査の結果、カンドゥーさんのチケットはボールと鍵を拾ってくれた男の子が、萬寿庵の唐辛子をハカビタドリンク(博多オリジナルのチオビタドリンク)を持ってきてくれた男性が、加藤治療院の無料マッサージ券をSMっぽいフィギュアを拾った男性が、それぞれ獲得致しました!惜しくも入賞出来なかった方々は、次回もぜひチャレンジし、商品をゲットして下さいね!
そして最後は恒例の横綱力士碑前で記念撮影をして終了です。次回のブルーサンタのイベントもどうぞ宜しくお願い致します!!
さて、それではお待ちかね、「ハゼ釣り体験教室」の報告です。
ここ数日降り続いている雨で、川のコンデイションは決して良くないとの報告がありましたが、土曜日から晴れていたため、当日はかなり回復し、今回のハゼ釣りスポットでは川の底が見えるくらい、透明度が回復してきました。皆さんの日頃の行いのおかげ?ですね!
早速寺田さんの指導の元、赤・青・黄色のカラフルな釣り竿でハゼ釣りを開始。今回寺田さんが用意してくれたのは、リール付きの本格的な釣竿で、本日の体験トライアルのために、普段のイベントではない価格で提供して下さいました。エサは新鮮なむきエビです。寺田さん、本当にありがとうございます(^^)
みんな真剣な表情で釣竿の先を眺めています、果たして釣れるのでしょうか・・
そして開始から15分ほど経過したとき、やはり寺田さんが1匹目のハゼを見事に釣り上げました。
「ハゼは川底や縁に身を隠して、その前にエビを垂らして上下に軽く動かすと、食いついてくるのでそこをすかさずリールを巻いて釣り上げましょう!」という寺田さんのアドバイスの元、今度は次々と参加者の皆さんの竿から、ハゼが釣れ始めます。
ハゼだけでなく、こんな生き物も・・
最後は最年少参加の男の子も、今日一番価値の高い「マハゼ」を釣り上げて大満足のハゼ釣り体験となりました(^^)
早速釣り上げたハゼやカニを、富二會馬田会長がオーナーのお店「Kiclus(キクルス)」にて生態観察を行いました。
キクルスは今年の5月14日にオープンしたお店で、まさオーナーの馬田さんが、生活に木を取り入れるべく、日本全国にある木を使い、様々な製品を作り、販売しているお店です。馬田さんはNHK朝の連続テレビ小説でお馴染みの「とと姉ちゃん」で使われている深川材木屋の場面の当時の様子を指導なさった方でもあり、店内には撮影で実際に使われた青森ヒバに片岡鶴太郎さんの絵や出演者のサインが書かれていたりして、ちょっとした観光スポットなんですよ!一押しは「スマホスピーカー」木の材質で音が微妙に変わり、どれも味がある音がします!電源がないところでもいい音で音楽が聴けて、好評なんだそうですよ!木で作る木琴の体験教室もあります。興味がある方は写真のHPサイトまで
寺田さんの生態教室に戻ります。本日連れたハゼは3種類で「マハゼ」「チチブ」「ゾロメ」という種類だそうです。そもそも深川の河川はほとんど海水と同じ水で80%ちかく塩分を含んでおり、海に住む魚が生息しているそうです。まずマハゼは、骨も柔らかく最も食用として適しており、体は白っぽく、目がエメラルドグリーンなのが特徴です。生後1年くらいしか生きられず、2月~3月にふ化し、9月が最も釣りやすい季節だそうです。
次にチチブは黒っぽく、生後2年ちょっと生きるのでマハゼより多く生息しており、この頃はマハゼより体長がやや大きめだそうです。食用としてはあまり適さず「ダボハゼ」などと呼ばれることもあるそうです。最後に「ゾロメ」は見た目はマハゼと似ているのですが、目は黒く、骨もマハゼよりも固くしっかりしているんだそうです。ハゼだけでも色々な種類が深川の河川で見られるなんて、すごいですね!
最後に番外編で釣れたカニですが、地中海ミドリガニといって、ヨーロッパからコンテナに乗ってプランクトンで運ばれてきて、日本にばらまかれた子供が成長し、今では在来種を上回る数が東京に住み着いていて、カニの中で最も多くなっているそうです。
キクルスの木に囲まれた店内でゆっくりと生態のお勉強も出来、川の生き物と自然環境を身近に感じた一日でした!秋のハゼ釣りも楽しみです。
次回は7月18日(月・祝)で、いつもと同じ富岡八幡宮・横綱力士碑前に9:45に集合して頂きます。皆さんでブルーサンタになって頂き深川の街をゴミ拾いして歩き、青く染めましょう!!どうぞお誘いあわせの上、お越しくださいませ。