第19回深川海さくらは、快晴のなかゴミ拾い、そして昨年も大人気を博した「ハゼ釣り大会」のイベントを行いました。
まずは参加者、及びゴミの量、そして次回のご案内をさせて頂きます。
●参加者:65名(男性:32名 女性:15名 お子さん:18名)
●可燃ごみ:10.3kg(21袋)
●不燃ごみ:16.1kg(26袋)
●回収非対応:3.1kg
●合計:29.5kg
内 リサイクル対象物:9.5kg
<次回イベントの予定>
「木工体験教室」
2017年10月29日(日)10時より
於:富岡八幡宮横綱力士碑前
人気のハゼ釣り大会という事で、新規のご家族連れも多く集まった第19回深川海さくら。まずは代表挨拶にて海さくらのコンセプトである「海にゴミが流れつくのを食い止めるため、街のゴミを拾う」というお話をさせて頂きました。
続いて本日のイベントのスポンサーであり、2年連続でハゼ釣り大会のスポンサーになって頂いた東京ボード工業株式会社 長嶌様より、東京ボード工業様の事業について、皆様にご説明して頂きました。東京ボード工業様の主力製品は「木質ボード」と呼ばれる、主にマンションの床下材に用いる板で、廃材を利用しているため、二酸化炭素を出さずにリサイクルする事業を行っており、実際のボードのサンプルを持ってきてくださいました。初めて見るお子様は興味津々で、大人の皆様にもその企業姿勢はしっかりと伝わりました。
最後に事務局である小野木より、次回のゴミ拾いと本日のゴミ拾いルートについて、そして面白いゴミ拾った選手権や、スタンプカードなど海さくらならではの企画を説明させて頂き、いよいよ第19回深川海さくらがスタートいたしました。その様子を集合からゴミ拾いまで、写真にてご覧ください。
写真を見て頂いてもおわかりの通り、本当に多くの方に来て頂きました。家族連れが多く、子供たちはみな、一生懸命ゴミを拾ってくれました!
本日は前回よりもかなり多くのゴミが拾えました。人数も多かったのですが、商店街の前など、全体的にゴミの量が多かったです。
そしてお待ちかねの、「面白いゴミ拾った選手権」です。こちらの様子を写真にてご覧ください。
見ての通り、お子さんがたくさん参加して下さっています。優勝した常連のハタエJrやノッチに加え、新規参加のお子さんたちも頑張って発表してくれました。
大人も負けじと参加してくれて、大いに盛り上がりました!
そして早速、東京ボード工業様のプレゼンを聞き、大きな木の枝を拾ってくれた子供達。東京ボード工業様の活動もしっかり子供の心に届いていましたね^_^
こうして面白いゴミ選手権も終わり、集合写真を撮って今日のゴミ拾いは終了となりました。
続いては、お待ちかね「ハゼ釣り大会」の時間となりました。事前申し込み制なのですが、今年定員ギリギリの22名の参加となりました。
チラシを見て参加してくれたご家族連れも多く、東京でハゼ釣りが出来るというイベントの魅力が皆さんにも感じ取って頂けたようです^^
今年も地元江東区出身の環境活動家・寺田さんが大会委員長としてご参加下さり、ハゼ釣り初心者でもわかるよう、ハゼの釣り方を丁寧に説明して下さいました。
そして、各々好きな色の釣り竿とエサを手に、いよいよハゼ釣り大会のはじまりです。
制限時間は約1時間。マハゼを釣ると2ポイント!シマハゼやカニなどの生物だと1ポイントが加算され、誰が一番多くのポイントを獲得したかで競います。
それではハゼ釣り大会の様子を、写真にてご覧ください。
開始して約5分、早くも「釣れたー」という声が聞こえ始めました!
次々に釣り上げていく大人たち。子供はちょっと飽きてきてしまったでしょうか?お母さんに任せきりで、お菓子を食べてます(笑)
それは魚じゃなくて海草でしょ(笑)
そして徐々に、子供たちの竿にもあたりが出始めました!
ハゼと一緒写真に収まる子供達、嬉しそうです!
かと思うと、なかなか釣れない人たちも・・。エサはずいぶん食われるんだけど、肝心なハゼが釣れないと、悔しそ大人たち。子供達も祈るような気持ちで釣竿の浮きを眺めています。
残り時間も少なくなってきて、事務局としてもみんなにあたりが来てほしいと願ってしまいます!
ここで大本命の、釣竿持参で参加して下さった、スポンサー企業の東京ボード工業・長嶌さんが連続してマハゼを釣り上げ、一気に追い上げます。
ミワさんも負けじと終了間際に釣り上げ、まさにデットヒート!!!
そしてあっという間に時間は過ぎ、終了の時が訪れました。
「え~、まだ連れてないのに・・」「もっと釣りたい」という叫びも聞こえる中、結果発表の前に、寺田さんの水質調査結果と本日釣り上げたハゼやカニの説明がありました。
本日の水質調査の結果は「6」。隅田川は海水に近く、この数値はかなりキレイなんだそうです。魚も暮らしやすい環境に川が保たれているので、ハゼも安心して住めるんですね!
ちなみにこのキッドを提供して下さった、清澄白河のお洒落なビーカー屋さん、リカシツさんも深川海さくらのサポートをしてくれています。
以下URLをご覧いただくか、トップページに貼られているリンクをチェックして下さいね~
http://www.rikashitsu.jp/
マハゼとシマハゼの違いについても説明して下さいました。
白っぽくて透き通っているのがマハゼ。黒く濁っているのがシマハゼなのだそうです。
こうしてみると全然違いますね!骨もマハゼは柔らかく天ぷらなどで頂けますが、シマハゼは骨が固いので、つくだ煮などにするのだそうです。
ハゼは1年しか生きられないため、体内に毒素をためることもなく、安全に食べれるのだそうです!
そして、Jrが釣ったカニは、なんと釣り上げた牡蛎の貝殻の中から出てきたそうで、珍しく卵をいっぱいお腹に抱えた雌のカニを見ることができました。
子どもたちは初めて見るカニの卵に興味津々でした^_^(いい写真が撮れていなくてごめんなさい)
そしていよいよ、結果発表です。まずは銅メダルの2名のショットから。子供2人が頑張りました!
続いて銀メダル。Jrは今年も2位でした、カニはラッキーだったな~(笑)
そして1位は3人の大人達。格の違いを子供に見せられ、面目躍如といったところでしょうか。
「
「金メダルいいな~、欲しい!」という子どもたちの眺望のまなざし。大人たちの笑顔も素敵ですね^_^
今日は台風一過で浅瀬のハゼが少なく、難しい状況での大会でしたが、終わってみれば多くのハゼが釣れて、大盛況の大会となりました。
次回は10/29(日)、ゴミ拾い後は在来種の生育にこだわったフジクラ千年の森を見学し、先着10名様で木工教室「巣箱」を作ります。
ご希望のかた、お早めにご連絡下さいませ!
※詳しくは「ゴミ拾い」ページをご確認ください。