いよいよ待ちに待った深川海さくら最大のイベント「どすこいゴミ拾い in 富岡八幡宮」がやって参りました。
予報では曇りと雨マークもついていましたが、当日はやや曇り気味でしたが暑くない絶好のコンディションで、大嶽部屋さんのお相撲さんと一緒に楽しくゴミ拾い・相撲体験を実施致しました。
●参加者: 350名(男性:120名 女性:110名 お子さん:120名)
●可燃ごみ:30.0kg(17袋)
●不燃ごみ:70.0kg(20袋)
●回収非対応(傘など):1.4kg
●リサイクル対象物:21.0kg
●合計:101.4kg ※過去最高!!
朝起きて、まず心配だったのは天気でした!
おそるおそるカーテンを開けると・・、とりあえず雨は降ってない。会場となる富岡八幡宮についても、曇り気味ではあるものの、雨になりそうな気配はない。時刻は8時半、これは開催できるということで、万が一雨が降った時のために予約をしていた会場すぐ近くの小学校・数矢小に連絡を入れ、体育館の使用はないとお伝えしました。
そんな中での開催となりましたが、今日は深川海さくら最大のイベントである「どすこいゴミ拾い」。昨年同様、多くの人に集まって欲しいと願いながら、土俵マットや受付の設営を始めました。
そして9時になると、大嶽部屋の親方、おかみさんはじめ、力士の皆さんが到着。皆さんとても楽しみにしてくれていたそうで、益々気持ちが高ぶります。お相撲さんを見て、子供達や親御さんがきっと喜んでくれるだろうな・・。そんな事をイメージしながら、準備にも力が入ります。
そして9時半に受付開始と同時に、親子連れが次々と会場である富岡八幡宮に集まってきます。用意したゴミ拾いの道具や、伊藤園様にご提供いただいた麦茶がどんどんなくなり、今年の本会場となった境内の横の土俵周りには、多くの人の群れ。「ああ、今年も多くの人に来て頂けたんだな・・」と、改めてお相撲さんのパワーに驚かされました。
10時になると、いよいよどすこいゴミ拾いのスタートです。最初に代表の長谷川から、ご来場の皆様にご挨拶をさせて頂きました。深川海さくらをはじめた経緯、本家海さくらとの関係、富岡八幡宮や地元大嶽部屋の関係をお伝えし、多くの人に支えられながらこの活動をしている事に感謝の言葉を述べさせて頂きました。
続いて大嶽親方にお言葉を頂き、親方は先週、本家海さくらで江の島海岸にてどすこいビーチクリーンというイベントを行っており、海に流れ着くゴミの多さに驚き、街のみんなで改善に取り組んでいかなければならないとおっしゃって下さいました。そして地元で行われるこのどすこいゴミ拾いのイベントを楽しみにしているとおっしゃって下さいました。
続いては昨年に続き今年もどすこいゴミ拾いに会場を提供して頂いた富岡八幡宮の丸山宮司より、お祝いのお言葉を頂きました。富岡八幡宮は言わずと知れた、大相撲の前身の「勧進相撲」が行われた場所であり、相撲の聖地として知られており、そんな富岡八幡宮で相撲のイベントが出来る事を、とても嬉しく思うとおっしゃって下さいました。
最後に本家、江の島の海さくらを創設された、古澤代表よりご挨拶を頂き、「海は街からやってくる、海にゴミはいかせない!」という事をずっと訴えてきて、街で活動している兄弟関係にある深川海さくらに来てくれてありがとうございます、と御礼の言葉を残して下さいました。古澤さんにはイベント後に、ハセマンビルで「海ゴミの話」をしてもらいました。
さて、いよいよゴミ拾いのスタートです。「エイエイオー!」で出発していくのが深川海さくらスタイル。本日は地元江東区出身の衆議院議員・柿澤未途先生が地元愛あふれる温かいご挨拶と共に、元気よく「エイエイオー!×3回」の合図と共に、深川海さくらどすこいゴミ拾いのスタートです。
地元深川の有志で集まる「東京深川写真倶楽部」の写真と共に、イベントの様子をお楽しみください!
お相撲さんと街の人たちが一緒に触れ合う光景がなんとも素敵ですね!
これだけ多くの人がゴミ拾いをすると、やはり普段よりも多くのごみが集まります。いままで深川海さくらの最高記録は昨年のどすこいで記録した、88.6kgだったのですが、今回はそれを大きく上回る、101.4kgというすごい量のごみが集まりました!ゴミの多い事自体は喜べる話ではありませんが、これだけ多くの人が深川の街中からゴミを拾い、そして一人一人の胸に「これだけ多くのごみがあるのか、自分はゴミを捨てないようにしよう」と思って頂けるだけで、このイベントをやっている意味があります。そんな素晴らしい体験をお相撲さんのおかげで多くの人が体験してくれたと思っております。
このゴミを集計、回収して下さっているのは、今回のどすこいゴミ拾いのスポンサーでもいらっしゃる、「広陽サービス」様です。今日は多くのごみが集まるのを想定し、大型の収集車を回してきてくださいました。いつもありがとうございます!大嶽部屋親方とお相撲さんと広陽サービスさん、そして収集車の記念ショットになります。
さて、それではイベントに戻って、ゴミ拾いを終えた皆さんが続々とお集まりになるなか、「相撲体操」が始まります。相撲体操はお相撲さんが土俵に上がる前に、「邪気を払う」意味でも行われていて、その動きにはちゃんと意味があるんです。そんな解説を大嶽親方にして頂きながら、ちびっ子たちは「どすこーい!」と大きな掛け声をかけて、体いっぱい使って四股を踏んでくれました。親方も「みんなの元気は横綱級!」と評価して下さいました。相撲体操の様子、是非ご覧ください!
子供たちの真剣な表情、とっても勇ましくてかわいいですね!!
さて、次は土俵に移り、いよいよお待ちかね、お相撲さんと相撲体験の時間です。今日は多くの挑戦者(ちびっこ)が来てくれましたが、土俵は2面、お相撲さんも7名も来てくれたので、充分時間はあります。目の前で見るお相撲さんの大きさ、迫力に、怖がって泣いてしまうちびっ子もいましたが、お相撲さんは優しく抱きかかえてニッコリ写真に納まってくれたり、本物のお相撲さんがどれだけおしても、たたいても動かないのか、子供たちは思い思いにお相撲さんにぶつかり、そして土俵を駆け回り、とても楽しんでいる様子でした。
時間ぎりぎりまで相手をして下さった7人の力士の皆さんに、感謝したいと思います。それではその時の様子を写真でご覧ください。
お子さんを見るお相撲さんたちの目、ほんとに優しい目をしていました。そして子供たちの真剣な眼差し。きっと子供達も親御さんも、ずっと記憶に残るイベントとなった事でしょう。大成功の内に終わった深川海さくら「どすこいゴミ拾い in 富岡八幡宮」。また来年もこの時期にこの場所で、開催できることを祈り、今回のレポートを終えたいと思います!