第2回深川海さくらは、小雨がぱらつく中スタートしましたが、ゴミ拾い開始と同時に雨は上がり、結果、前回より多くのゴミを拾うことが出来ました。
まずは今回の参加者および、ゴミの収集量。そして次回開催日程について、ご報告致します。
<活動報告>
● 参加者:35名(内:大人25名・子供2名・スタッフ8名)
● 可燃ごみ:29.5.キロ(26袋)
● 不燃ごみ:34.8キロ(17袋)
● 合計:64.3キロ
※ 前回より20キロ近く多くのゴミが集まりました
<次回の予定>
2016年5月29日(日)午前9時45分
於:富岡八幡宮境内 横綱力士碑前(前回と同じ場所)
今回もまず代表の長谷川より、深川海さくらについて改めてご説明とご挨拶をさせて頂きました。
次に、生まれも育ちも地元深川である、柿沢未途衆議院議員が、忙しい中深川海さくらにかけつけて下さり、代表の長谷川がゴミ拾い団体を自ら立ち上げたことに感銘を受け、未途議員も地元深川をクリーンアップする素晴らしい活動であり、最大限のサポートを惜しまないとのお言葉を頂きました。
未途議員は残念ながら公務で最後までいられませんでしたが、時間ぎりぎりまで一緒にゴミ拾いに参加して下さいました。お忙しい中本当にありがとうございます!
続いて、ゴミ拾いの後のイベントとして、深川河川の水質を調べるパックテストCODの使い方を教えて下さる、地元環境活動家で、ココペリプラス代表の寺田浩之さんより、本日行うCODパックテストの事をご紹介頂きました。ゴミ拾い活動を通じて知り合えた寺田さん、深川海さくらの活動に共感して下さり、器材を無償提供して下さいました。
予定通り10時よりゴミ拾いがスタート、今回は雨のため、時間を11時までと30分短くしましたが、ゴミ拾い開始と同時に雨もあがり、参加者の皆さんは、多くのゴミを集めて下さいました!あまりにも多くのゴミを拾ったために、一度力士碑に戻り、ごみ袋をお代わりしに来た方が何人もいらっしゃいました。本当に皆さまの熱心さには、頭が下がります。ゴミ拾いの様子を、どうぞご覧ください。
スタッフの高橋君、目つきが気持ち悪いです・・(笑)
ゴミ拾いを終え、皆さまが徐々に集まってきた時の様子です。ゴミが次々に運ばれ、用意したリアカーがあっという間にいっぱいになってしまいました!
雨の日はこんな風に、折れた傘がいっぱい拾われてきます。使えなくなったからといって、その辺に捨てていくのは如何なものでしょうか?
ゴミ拾いをしていていつも思うのは、誰かがゴミを捨てると、そこが汚くなり、汚いところにはさらに別の人がゴミを捨てて、もっと汚くなるという悪循環があるように思います。街をキレイにすることで、ゴミを捨てにくくする。深川をそんな街にしていきたいです。
続いては、2回目の「面白いゴミ拾った選手権」を実施しました。今回は3名の方が参加して下さいました。
1人目のお子さんは貝殻を、2人目の女性は、割られたビンとトカゲの死体(気持ち悪い写真アップしてすいません・・、出来るだけ引き気味の写真にしました)、3人目は寺田さんが、鉄の棒を拾ったと紹介して下さいました。
優勝は1人目のお子さんでした。お母さんと相談し、お子様向け職業体験テーマパーク・カンドゥーのチケットをゲットし喜んで下さいました。他のお2人も賞品を受け取りました。3組の方に賞品を提供させて頂くので、皆さん奮ってご参加頂き、イベントを盛り上げて下さいね!
そして恒例の記念撮影を力士碑前で撮り、無事終了となりました。
続いて水質調査の報告です。
残って頂いた方々と、このエリアで唯一水と触れ合える、古石場親水公園へと移動しました。当日は牡丹町一丁目町会が「ぼたん鑑賞会」を開催しており、我々も甘酒をごちそうして頂きました!満開に咲いたぼたんの写真と共にどうぞご覧ください。
深川の河川は桜の名所としても有名ですが、ぼたんもきれいですね、この時期は色んな花を楽しめる良い季節です。観光ついでにゴミ拾いをして頂くのも良いですね!
さて、本題です。
寺田さんご指導のもと、初めてのパックテストを行います。
皆さん寺田さんの説明を真剣に聞き入っています。
まず川の水をコップにすくい、そこからチューブ状の測定器に水を入れます。この時出来るだけ手の汚れがつかないように注意しないといけないそうです。かなり繊細なテストなので、初めてだとなかなか難しいんだそうです・・。
水が入ったチューブを良く振って、5分くらい待つと、色が徐々に変化してきます。
最初は濃いピンク色でしたが、徐々に変化していき・・
最終的に皆さんで測ったチューブを、色サンプルと照らし合わせ、平均を取って測定値を決めるそうです。
最終的に、ちょうど真ん中の4mg/Lというのが今回の値となりました。
4mg/Lというのは、アユやフナといった魚が住める程度の値で、水のすみ具合によって、住める魚の種類も変わってくるようです。詳しくは寺田さんから頂いた資料を参照してみてください。
現在のところ深川の河川でも、生き物が充分生息できるレベルだということは確認できました。どんな結果がでるか、とっても心配でしたが、水に顔をつけても大丈夫なレベルということなので、これから夏に向けてイベントを企画するにあたり、スタッフとしてはまずは一安心です!
しかし少しでも汚れれば、生き物が住めなくなるレベルであることに変わりはなく、油断は出来ませんね。これからも深川海さくらの活動をもっと広めて、キレイな街と自然豊かな深川を取り戻すべく、活動を続けてまいります。
皆様ご協力のほど、どうぞ宜しくお願い致します!