深川海さくらの記念すべき第一回の活動が、3月27日(日)に拠点となる門前仲町・富岡八幡宮境内の横綱力士碑前でスタートしました。
天気予報では曇りのち雨、気温もかなり寒くなると予想されておりましたが、予想に反して晴れ間ものぞく絶好のゴミ拾い日和になり、深川海さくらの門出を祝ってくれているかのようでした。多くの方にお集まりいただき、我々スタッフも感無量です!
まず、代表の長谷川より皆様にご挨拶をさせて頂き、深川海さくらはウサギとカメに例えるならカメのように、ゆっくりでも、休むことなく続けていくこと。本家海さくらの目標である海をキレイにするために、街をキレイにしなければいけないことをお話させて頂きました。
続いて本家海さくらの古澤代表より、深川海さくらの第一回活動に対してのお祝いのメッセージと、海さくらの活動を11年続けていること、江の島の海の現状、海さくらのスタイル(楽しく、ファンキーにゴミ拾いする)をお話して頂きました。
続いて深川海さくらを開催するにあたり、地元の方を紹介して下さった区議会議員である鬼頭たつや先生がご挨拶し、先生自身も海さくらの活動を広め、これからも地元深川のために頑張るというご挨拶を頂きました。
10時にいよいよゴミ拾いがスタートしました。深川海さくらの活動範囲となる、4つの運河(北:仙台堀川、南:大横川、東:平久川、西:西支川)に囲まれたエリアを、各自自由にゴミ拾いをして頂きます。海さくらのスタイルは「無理をせず、楽しくマイペースでゴミ拾いをする」です。
川辺をのんびりと散歩しながら歩いたり、八幡様やお不動さんにお参りしたり・・。芭蕉の俳句が並ぶ遊歩道もあります。皆さんそれぞれ好きな場所に行き、いっぱいゴミを拾って下さいました!皆さんのゴミ拾いの様子を、是非ご覧ください!
当日は「お江戸深川さくら祭り」も行われており、ご覧のようにカヌーや和船で船を漕ぐ姿も見られました!
再び横綱力士碑前に集まって頂いたのが、11:30頃。わずか1時間半で、沢山の、色んなゴミが集まりました。
続いて本家海さくらでも恒例の「面白いゴミ拾った選手権」を開催。司会は本家海さくらで江の島でも活動していた、高橋君が担当し、大いに盛り上がりました。お子さんたちは職業体験施設カンドゥーのチケットを、参考書(ゴミというより落し物!?)を拾った大人の女性は富岡八万大鳥居前のすぐ隣にある、蕎麦の名店、萬寿庵の生唐辛子をゲットし大喜び!
最後は力士碑をバックに、海さくらでは恒例の、拾ったゴミと全員の集合写真を撮って、解散となりました。
スタッフはその後、拾ったゴミをまとめ、重さの計測をしました。
皆さんから回収したゴミの合計は、可燃・不燃とも32袋ずつで、可燃が11.2キロ。不燃が33.9キロ。合計45.1キロという結果でした。
日本中に落ちているゴミの数からすればわずかかもしれませんが、この活動が広まることによって、徐々に街のゴミが少なくなり、海へ流れ込むゴミの量も少なくなってくるはずです。
我々深川海さくらは、深川の河川に魚が泳ぎ、それらのエサとなる水草が生え、魚を餌とする水鳥がいるような、昔あったような水辺の風景を取り戻すことを目標に、活動して参ります。ゴミ拾いの後、古市場親水公園へ行き、水質の調査や、水面の生物の観察などもしていきたいです。川で出来る様々なイベントも企画していきたいと思います。
次回の活動は、4月24日(日) 午前9:45
今回と同じ富岡八幡宮 横綱力士碑前にて行いたいと思います。
これからも皆さんが楽しく参加出来るイベントになるよう、スタッフ一同努力致しますので、これからの深川海さくらを、どうぞ宜しくお願い致します!